先日、学生時代の友人から電話がありました。
4月に会社をリストラされ、国民健康保険は軽減措置により、すぐに
手続きをしておいたそうです。(医療保険はいつ必要になるか分からないので
すぐに手続きするんですよね〜)
7月になり、突然夫婦2人分の国民年金の納付書が届き、10万円以上の
保険料の額を見て驚いて電話をしてきたようです。
話を聞いてみると子供2人は私立の大学と高校に通って出費が多いので
国民年金の支払いはかなり厳しいとのこと。
免除申請について説明しました。
相談があったのが7月30日。その日のうちに免除申請をすれば4月まで
さかのぼれるのでその日のうちに手続きするようすすめました。
手続きは無事終了したようですが、役所では国民健康保険の手続きの際、
年金のこのような説明は一切なかったそうです。その時にきちんと説明が
あればこんなにバタバタしなくてすんだのに・・・と思いました。
また、一般の人の間では、まだまだ免除申請については浸透していないのだと
改めて思いました。
今は、基礎年金の給付費の1/2は国庫負担でまかなわれています。
どうしても支払えないときは、未納にせず免除が利用できたらした方が良いですね。
国民年金の昨年度の納付率が約60%という数字が公表されました。
過去最低の納付率だということです。これには免除や特例制度は除かれているとの
ことなので、まだまだ免除制度等については知られていないのかもしれませんね。